
今日は、桜井市出雲までお散歩。
桜井市出雲地区ってあまり知られてないけど、歴史がある場所なんだよ。
しかも、出雲ってどこかで聞いたような・・・。
そうそう、島根県にある出雲大社が有名。
奈良県には、他国の地名が多い、吉備・但馬・三河・阿波・薩摩・兵庫・土佐・武蔵etc.etc、
都があったので、各国から集団で移動してきたんだって、かめきちが言っていた。
桜井市の出雲もは古く平城京以前にも、「古事記」「日本書紀」「万葉集」にも出てくるんだって。
二十五代雄略天皇の皇居泊瀨列(烈)城宮跡や二十一代雄略天皇の泊瀨朝倉宮跡も近く、「古事記」に継体天皇の皇女に「出雲朗女」という名前もでてくる。
十二柱神社
十二柱神社は桜井市出雲(大和出雲村)のほぼ真ん中にあるよ。
十二柱とは12の神様を祀ることからつけられた名前だって。
国常立神(くにとこたちのかみ)など神世七代の神々と、天照大神など地神五代の神々を祀っている。
昔は神殿はなく、三輪山の東方、古代の出雲の集落があったダンノダイラとよばれる磐座(いわくら)を祀っていた。
(▲ダンノダイラの磐座)
鳥居脇の狛犬は、四人の力士がささえている珍しい狛犬で、文久元年(1861)作で石工当邑岡田や久吉と記入されているよ。
何で力士かって?
ここは、日本の国技相撲発祥と関係があるからだって。
日本書紀には、力自慢の當麻村の「當麻蹴速(たいまのけはや)」と出雲の国の「野見宿禰(のみのすくね)」が垂仁天皇の前で命がけで力比べをしたのが始まりと記されている。
野見宿禰は島根県の出雲を指すと思われているが、ここ出雲村出身という説もあり実際に野見宿禰の墓も存在していたんだ。
アクセス
〒633-0122 桜井市出雲
西名阪自動車道天理ICから国道169号、165号経由、約16km、約35分
桜井駅北口から与喜浦・小夫方面行き桜井市コミュニティバスで約13分、出雲下車、徒歩約3分
問い合わせ先 TEL 桜井市観光課 0744-42-9111
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