ロクの「法隆寺」散歩!!

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今日のロクは、誰もが知っている世界遺産「法隆寺」の散歩にでかけた。
奈良市内の古い寺院をいつも見ているロクも、今残っている世界最古の木造建築物がある法隆寺を見て驚いた。
奈良市内の寺院は、兵火や雷などで何回も燃えているが、法隆寺は木造の建物ながら大火災に遭っていないのも驚きだ!!

火災に遭っていないので、仏像などの文化遺産の数も国宝134点・重要文化財2307点と半端な数ではない。

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平城京に都が遷ったのが710年・東大寺大仏開眼供養752年で、法隆寺の創建は607年と100年以上前に創建され古い寺である。

金堂が一番古い建物だが正確な建築年はわかっていない。日本書紀に一度焼失したと記載されており、693年に仁王会が行われているのでそれ以前に金堂が建てられたことは確実である。

ただ、木の年輪パターンによる科学的解析で五重塔心柱の木材が594年頃に伐採された木材であると解析されている。焼失・再建説に疑問があり、焼失していないという説もある。

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「法隆寺iセンター」⇒「南大門」⇒「中門」⇒「西院伽藍入口」⇒「金堂」⇒「五重塔」⇒「大講堂」⇒「回廊」⇒「西院伽藍出口」⇒「鏡池」⇒「大宝蔵院」⇒「東大門」⇒「東院伽藍」⇒「夢殿」

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法隆寺iセンター

時間があれば法隆寺iセンターで情報収集すると、もっと法隆寺を楽しむ事ができる。
「斑鳩の里観光ボランティアの会」のガイドを無料で頼めるが、予約をしておけば確実だ。>>詳細はこちら

1階には、「夢殿」の木造模型や法隆寺金堂の柱の実物大の「シンボルオブジェ」がある。

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2階の宮大工棟梁「西岡常一の世界」は、1300年以上倒れない木造建築を大工がどうやって建てたのかを詳しく図解されている。

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法隆寺iセンターから南大門へ

土産物屋のある歩道を歩くのも楽しけど、松林の間の長いまっすぐの参道もおすすめだ!!
お土産物は、帰りにしよう。

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南大門

南大門に到着!!
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南大門の石段の下に、明らかに不自然な形(魚の形)をした大きな石がある。
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本来なら、南大門から、中門や五重塔が観望できるのだが、中門が工事中なのが残念。

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国宝南大門は法隆寺の玄関にあたる総門で、創建時のものは永享7年(1435)に焼失し、永享10年(1438)に現在の門が再建された。

魚の形をした石は「鯛石」と呼ばれており、大和川が氾濫して、大和の国が洪水に見舞われても、この鯛石のところまでしか水が来なかったといわれている不思議な石だ。

南大門から中門へ

南大門から石畳を歩くと正面に中門が見えるはずだったのが、現在解体工事中。
シートにより金剛力士立像も見られない。

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国宝中門は、飛鳥時代の建築物で西院伽藍の本来の入口となっている。
門の入口の真ん中に柱がある、柱間が4間といういう珍しい造りである。
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今なら、左側が入口専用で右側が出口専用と分けたものと考えるが、当時の伽藍は仏様だけ出入りができる神聖な空間。当然入口出口も真ん中1箇所でいいはず。

左右に立つ金剛力士像は、日本に残っている最古のものである。
向かって左側の口を結んだ吽形(うんぎょう)像は頭部は奈良時代の塑像であるが、胴体は鎌倉時代に修繕された木像である。
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右側は開口の阿形(あぎょう)像で奈良時代の塑像。
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西院伽藍

回廊は東側の鐘楼、中央の大講堂、西側の経蔵につながり、西院伽藍を形造っている。
真ん中が少し膨らんだ太い柱に触れて、ロクも興奮気味。
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▲西側回廊
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▲東側回廊

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平安時代以前の回廊は、経蔵、鐘楼の手前で閉じられ、大講堂、経蔵、鐘楼は回廊の外側に建っていた。また西側より東側のほうが一間だけ長くなっているのは、金堂と五重塔のバランスを考慮したものだと考えられている。

金堂

現存する世界最古の木造建築すごい。
金堂の中は、釈迦三尊像や薬師如来座像の飛鳥時代の仏像のお顔の違いなど見れて良かった。
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金堂天井には、天人と鳳凰が飛び交う西域色豊かな天蓋が吊され、周囲の壁画は昭和24年焼損したため、再現壁画がはめ込まれている。

金銅釈迦三尊像(飛鳥時代)や、金銅薬師如来座像(飛鳥時代)そして、金銅阿弥陀如来座像(鎌倉時代)、それを守護するように樟で造られたわが国最古の四天王像(白鳳時代)が、邪鬼の背の上に静かに立っている。

飛鳥時代の仏像は、顔は面長で、アンズの種に似た“杏仁型”の目や、アルカイックスマイルとも言われる両端がやや上を向いた“仰月型”の唇などが特徴。アーモンドアイと呼ばれる事もある。

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▲金銅釈迦三尊像

五重塔

高さ31.5mでわが国最古の五重塔は、内部も見ることができる。外部も内部も国宝だらけ。
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当時の塔は、釈尊の遺骨を奉安するためのもので、仏教寺院において最も重要な建物とされていた。
下層の内部には、心柱を中心にして4本の柱(四天柱)を囲んで塑像(そぞう)の岩窟を築いて、釈迦の生涯の重要な場面を表現している。

東面が菩薩と維摩居士の問答(維摩詰像土)、西面が釈迦仏舎利(分舎利仏土)、南面が弥勒浄土(弥勒仏像土)、北面が釈迦涅槃(涅槃像土)の様子の群像が置かれている。

天平19年(747)の「法隆寺伽藍縁起ならびに流記資材帳」によると、和銅4年(711)に造られたことが書かれている。

塑像の殆どが国宝で、塑造塔本四面具(そぞうとうほんしめんぐ)という名称で、塑像78体と2基(金棺・舎利塔)の80件が国宝となっている。

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興福寺の八部衆立像や、薬師寺東塔・西塔内の釈迦八相の原点である可能性も高い。

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大講堂

このお堂は、仏教の学問を教えてもらったり法要を行う施設だって。学校の講堂と同じだね。
今は薬師三尊像や四天王像が安置されている。平安後期の作で、飛鳥時代の仏像と違って丸みのある顔だちをしている。
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大宝蔵院

国宝の宝庫「大宝蔵院」には、仏像や厨子そして工芸品などの寺宝が展示されている。
ここには、有名な「百済観音」も安置されている。
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百済観音堂を中心とする東西に、宝蔵が配置されている。
白鳳時代の夢違観音像・飛鳥時代の玉虫厨子・橘夫人厨子・橘夫人厨子・白鳳時代の橘夫人厨子そして、中心に百済観音立像が安置されている。

百済観音立像は、像高210.9cmで飛鳥時代の製作といわれているが、法隆寺の古い記録には残っていない。通常の仏像に比べて痩身で頭部が小さく8頭身に近い。右手は直角に曲げ、左手は水瓶を持つ。
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百万塔や中国から伝えられた白壇造りの九面観音像・天人の描かれた金堂小壁画など、わが国を代表する宝物類を多数安置している。

東院伽藍

東大門を通過し、東院伽藍に向かう。
東大門は珍しい三棟造りで奈良時代を代表する建物の一つである。
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東院伽藍は、美しい八角形の夢殿を中心とした伽藍である。夢殿は、旧一万円札の透かしにも描かれていた建物で堂内に聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置されていて、秘仏として春と秋の1時期だけ公開される。
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聖徳太子が住まわれた斑鳩宮跡に、聖徳太子をしのんで天平11年(739)に建てた伽藍を東院伽藍という。
中心となる建物が夢殿で、八角円堂の中央の厨子には、聖徳太子等身と伝える秘仏救世観音像(飛鳥時代)が安置されている。

法隆寺夢殿本尊開扉は、春は4月11日(8時)~5月18日(16時半)と秋の10月22日(8時)~11月23日(16時)におこなわれる。

救世観音像(造仏推定629-654年)は、200年以上封印され法隆寺の僧侶さえ拝むことができず、封印を解けば神罰が下り地震で、寺が倒壊するという迷信を信じられていた。

封印が解けたのは、1884(明治17)年、東洋美術史家のアメリカ人アーネスト・フェノロサが僧侶の反対の中、封印を解いたという有名な話がある。

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長年秘仏で封印されてきたため、保存状態が良く金箔が残り輝いている。

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世界的にも歴史がある「法隆寺」を散歩して、奈良の奥深さを感じる一日であった。
まだまだ、法隆寺の見所は多く何回も足を運びたくなる寺でした。

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ロクについての紹介記事は>>ROKU(ロク)奈良で生まれた鹿キャラクターが熱い!

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